エンジン関係
パジェロ V46V エンジン掛かりづらい
2024-12-23
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○三菱パジェロ V46V 4M40エンジン 1997年 27万キロ
○エンジンが掛かりづらいとのことで入庫 入庫日-1度 点検にはちょうど良い気温
写真1.2.3 診断システムでエラー履歴をチェックし0度での通電/アフターグローをチェック
問題なく診断システムによりグローランプ ECU灯球切れをチェック
○診断システム側から車のコンピュータを操作してもOK
しかしグロープラグに電圧を直結してもエンジンは掛からない
多分すべてのグロープラグが切れている
○グロープラグを外して点検するため
写真4.5 インタークーラーを外す
フィンはラジエータやエアコン同様指で潰れるので特殊工具で養生する
写真6 入庫時点のエンジン制御データ
現在の車とは桁違いに少ないデータでもあると無いでは大きな違い
写真7 外したグロープラグは切れていた 電源捕つないでも発熱はしない
○注意点としてはグロープラグ赤熱しても掛かりづらく交換すると直る
というケースがあるが今回は4本とも焼切れているので部品を手配する
写真8 部品を外した部分は養生し組み付け時も内部確認は鉄則
写真9 前回も純正グロープラグを使ったが形状変更となっている 電圧は11V
写真10 取り付けはトルクレンチを使うことも必要
今回使ったデジタルトルクレンチは10万円だが必要経費と考えている
○交換後アフターグローを点検 冷却水温による制御が正常なことを確認し納車
○整備資料や部品も入手しづらくなっているので
同型車にお乗りの方は早めの点検整備をお勧めします